騙されないで!パチンコ・パチスロ【攻略法】

・攻略法って本当にあるの?

・当たりの仕組みって?

・攻略って言われているものはなんなの?

よくそんな疑問をパチンコパチスロを初めた方から言われることがあります。

実際にはそんな事はありませんので、皆さん詐欺にはご注意くださいね。

こちらの記事では攻略法と言われるモノについて、業界誌歴4年・パチンコ業界で8年間奔走してきた僕が実際にあった体験を交えながら本当にあった【攻略法】を説明していきます。

この記事のPOINT

・攻略法について

・波について

・ゴト(犯罪行為)について

・当たりの仕組みについて

・あなたはクジ引きを楽しくできますか?

・攻略と言われているものとは?

・パチンコ・パチスロは適度に楽しく遊ぶものです。

攻略法について

A、攻略法って聞いたことがあるけど

本当にあるの??

B、残念ながらありません。

良く見かける攻略法

皆さんはこんな話を聞いたことはありませんか?

手順1「コインを3枚投入して1回回す。」

手順2「左リールにスイカが止まったら、スイカを取りこぼす」

手順3「コイン4枚投入して1回転させる」

手順4「逆押しでリールを止める」

手順5「ベルが揃うまで3枚掛けで逆押しで回す」

手順6「ベルが剃ったら3枚目のコインを投入と同時にMAXボタンを押す」

手順7「MAXボタンを押してから4秒後にレバーを叩く」

手順8「次ゲームでボーナス図柄が揃う」

*「ボーナス図柄が揃わなかったら手順1〜7のどこかで間違っています」

このような攻略法と称した、〇〇セット打法とかって言う話は結構世に出回っています。

肝はなんとなく出来そうなところ。

ぶっちゃけ手順7の「4秒後にレバーを叩く」と言うのは不可能ですから!

最初に教えるけど、こんな打法はないから!!!

こんな攻略法が存在するなら、黙ってみんな同じ事やってます。

と言うことでこんな打法や〇〇攻略法と言うものはありません!!

それでもやはり、本当はあるんでしょ?と言う方もいます。

実際に僕もそうでした。

あれはパチンコ・パチスロを覚え、本当に最初の頃はあると信じて、今で言う「攻略マガジン」や「サイト777」とか攻略雑誌の中の記事で紹介されていた攻略法を無料プレゼントという、今思えばめちゃくちゃ怪しい記事の中の怪しい商法にまんまと引っ掛かった話です。

無料でプレゼントされたものはちょうど良いところで「続きは購入者限定でご紹介いたします」というように、そのさきは有料になる商品でした。

その当時の僕は怪しいとも微塵も思わず、迷わず購入。

先行投資だという事で、当時の年齢の僕が出すにはちょっと高い3万円を振り込んでしまいましたww

案の定、同じような手順が記された紙と一緒に、一枚のDVDが封入されたレターパックが届きました。

内容は、実際にやってみたという動画です。

ホールっぽいセットの中で、ノー編集のように作られた映像。

明らかにホールではないのですが、実機が並んでおり、攻略法の会社って実機も購入して研究するんだぁって素人ながらに思っていました。

もちろんそういう風に作られたものでしか無かったのですが、実機が登場したことによってすっかりと信じこんでしまっています。

売る側もプロっていう事ですよね。

それに気づけなかった僕が悪いんですが。

今にして思えば、本当に社会勉強になった物語です。

当時一緒に打っていた友達とは、その頃の話でいつも盛り上がるネタになってしまいましたが。

この記事を読んだみなさんは、絶対にそういった類のものは購入しない方が良いですよ!

全部嘘なので!!

波について

それでは「波」が存在するのかについて考えていきたいと思います。

波もまことしやかに考えられているオカルトです。

TVやネット、雑誌でも良く聞きますね。

この「波」とは当たりの偏りのことです。

通常200分の1の確率で当たる台があったとします。

それが確率を無視して数十回転以内で当たることがありますよね。

それが何回も。

この偏った状態の事が「波」の正体。

現象としては確かに存在しています。

でもね、この「波」って全くもって再現性が低いんです。

いつ当たりが偏るかなんて分かりませんよね?

その「波」を捉える事を考えるよりも、当たりのチャンスが高い台を探す方が

勝ちに近づく第一歩ですよ!

この「波」はゴト(犯罪行為)が多く行われていた時代に生まれた言葉だと言われています。

それでは何故「ゴト」という行為が多く行われていた時代に「波」が生まれたのか。

そこを探っていきましょう。

ゴト(犯罪行為)について

ゴト(犯罪行為)が多く行われていた4号機の時代、様々な攻略法という名の

犯罪が行われていました。

中には台のバグを利用したものもあり、誰でも簡単に当たりを引くことが出来ました。

まぁ簡単とは言っても練習は必要でしたが。

みなさんも知っていると思いますが、良く知られているクレマンゴト・ハーネスゴト・体感機ゴト。

これらが多く行われていた事により、当たりの偏りが乱発。

それによって「波」が生まれました。

その名残が現在にまで至っています。

だからこそ「攻略法」とセットで「波」や「ゴト」という言葉がいつもついて回るのです。

ということで、以上のように攻略法というものは存在しません。

そんなものが存在していればもっと新しい台が登場します。もしくはパチンコ業界自体の規制が厳しくなり、業界自体がなくなっていたはずです。

パチンコ・パチスロは楽しく遊ぶものです。

当たりの仕組みって?

初心者の方はまず当たりの仕組みをざっくりと頭に入れておきましょう。

そうすれば自然とゴトや波というものについて分かると思いますよ。

ここでは下記のようなPOINTで見ていきましょう。

POINT

・パチンコ・パチスロの当たりの仕組みはご存じですか?

・クジ引きとは違うの?

・パチンコとパチスロ、どっちが当たりやすい?

上記が分かれば攻略法も見えてきますよ

パチンコ・パチスロの当たりの仕組みとは

みなさんは当たりの仕組みって聞いたことありますか?

きっとみなさん知っている事でしょう。

一応おさらいしておくと、当たりの仕組みはこんな感じ↓

くじ引きみたいな画像

100分の1の確率で大当たりする台があったとします。

大きな箱の中に1つ当たりの紙を入れ、99枚のハズレと書いた紙を入れたと考えてください。

その箱の中から当たりを引く事ができれば、パチンコ・パチスロでいうところの大当たりです。

あれ?それってくじ引きとどう違うの?

くじ引きとの決定的な違いは、ハズレのくじを戻さない事

普通クジ引きなら一回ごとにくじを引くごとに100分の1、99分の1、98分の1と減っていきます。

パチンコの場合は引いても引いても100分の1の確率がずっと続くという事です。

もちろん機種によっては軽減措置が課され、一定数以上引き続けると当たる仕組み(天井)が設けられている事もある。

だからと言って勝てるわけではないので、勘違いしないように。

ちなみに当たりをいつ抽選(当たりくじを引く事を)するかというと、パチンコはスタートチェッカー(通称:スタート)に入った時。パチスロでは、レバーを叩いた時に抽選されるのです。

リールが回転し、大当たり図柄が揃うのは、あくまでも演出の一部という事。

このクジ引きを楽しく引き続けられるようにしたものが、パチンコ・パチスロなのである。

パチンコ・パチスロではどっちが当たりやすいの?

当たりの仕組みは分かりました!

結局どっちが当たりやすいの?

パチンコ・パチスロで当たりやすいのはどちら?

どちらが当たりやすいかと言えば、スロットです。

それではなぜ、スロットの方が当たりやすいのかを解説いたします。

まずは前提条件として、

同じ確率で当たるパチンコとパチスロがあったとします。

想像しやすいように100分の1の確率で当たる台だとします。

その台がちょうど100回転目で絶対に当たるという条件の下で考えてみましょう。

*実際にはこんな台はありません。あくまでも前提条件です。

パチスロは3枚掛けで1回転出来るオーソドックスな台です。

そう仮定した時にどちらが、お金をあまりかけずに抽選を受けられると思いますか?

答えはパチスロの方です。

1,000円で47枚のメダルの貸出で回せる回数は、47÷3=15回転です。

100回転させるのに必要な金額は7千円です。実際には小役も揃うのでもっと少ない額で100回転を達成できます。

それではパチンコの方はというと、100回転させるのに100万円使う可能性もあるのです。

なぜなら、1回転させるのにはスタートチェッカーに入賞させる必要があります。

パチンコ台は玉が発射され、スタートに入らないと1回転しないのです。

という事は、1,000円分の貸玉をして玉を発射させたとしても全てがストートに入らず、アウトに入り1回転しないまま1000円を使い切る可能性もあります。

もちろん、1,000円使って貸玉が全部スタートに入ったとしたら、1,000円で100回転させることはもちろん理論上は可能です。

ですが、現実問題として、貸玉全てをスタートに入賞させることは”ほとんど”不可能です。

その考えならば、スロットでも同様にできます。

1回転目からリプレイが100連続で揃えば、メダル3枚だけで100回転させることも理論上では可能です。

パチンコでスタートに全て入賞させる確率とスタートに一発も入らない確率を比較すると、圧倒的にスタートに一発も入らない確率の方が多いのです。

この2台を比べる際に重要になってくるポイントしては、1,000円でどれだけ抽選が受けられるのかという事が重要なのです。

スロットの方が最低15回という最低回転数(最低抽選数)が保証されているので、スロットの方が当たりやすい(抽選出来る回数=チャンスが多い)というわけです。

ですが、この作業というか抽選をするのはめちゃくちゃ飽きてくるものです。

あなたはクジ引きを楽しく続けられますか?

夏になると、お祭りなどで屋台やクジ引きが神社で並んでいる光景を日本人なら誰しもが見たことがあると思う。子供たちが夢中でクジを引き、悔しそうにしている様を見たことがある方も多いと思う。そんなクジ引きを大人でも楽しめるようにしたものが、パチンコ・パチスロである。

人気のアニメやドラマ、アイドルとタイアップをしてファンを集め、お金をチラつかせて楽しさ快感を演出しているパチンコ・パチスロ。

当たった時の爽快感が癖になり、中毒性を起こす様はまさに大人のクジ引きだ。

一度快感を感じてしまうと、人間は欲が出てくる。

二度・三度と欲してしまう。

それが社会現象や社会問題となり、楽しく遊ぶことが難しくなってくる。

どうしたってお金を意識してしまって子供の頃にTVゲームをしたような、素直な楽しさはなかなか感じることはできない。

私が楽しいと思っていたのは、確率を求める事だった。

攻略法とは

この確率を求める行動が【期待値を追う】事だった。

この期待値とは何かというと、【勝つ確率を上げる】ということ。

つまりはこの【勝つ確率を上げる】行為こそが、【攻略法】なのである。

現在でいう攻略法とは、その台にいかにして勝つかという方法の事だ。

機種毎によって様々な勝ち方がある。

例えば、スロットでは天井という(必ず当たるゲーム数)機能がついている。

天井付近の台を打てば、勝ちに近づく。

またパチンコでも、一定数以上当たりが無ければ天井発動となり、時短機能が搭載されている機種もある。

今挙げた例は、天井狙いという攻略法だ。

機種の特性を把握して、どのような挙動をした台が良いのかという事を研究することこそが攻略法なのだ。

私が行っていた勝つ確率を上げる方法は、高設定の台を狙う方法だ。

主にスロットをメインとして打っていたのだが、その際に重要になってくるものとして小役の確率をカウントする事。

試行ゲーム数が多くなればなるほど有効になってくる手法だ。

スロットを打つみんなには馴染みのある攻略法だと思う。

そこから高設定台を探す事が何より楽しかった。

パチンコパチスロは適度に遊ぶものです。

適度に遊ぶって難しいですよね。

どうすれば適度に遊べるか。

私が適度に遊ぼうと思った経緯。

やっぱり単純な事でした。

お金が無くなったから。

どうしても確率を追ってしまうと、負けることもある。

ホールでは圧倒的に高設定よりも低設定台の方が多い。

なぜならパチンコ店も一般のお店と一緒で、利益を出さないといけない。

そう考えたら低設定の台を多く入れないと利益が上がらない。

つまりは多くの人が負け、一定数の人が勝てるという結果になる。

また高設定の台でも、小役確率が低設定の台のように偏ってしまったら高設定でも勝てない。

つまり、高設定の台でも勝てない時は勝てないのだ。

だからこそ、お金をかけずに遊ぼうと思ったのだ。

もしくは、遊んだとしても1日に使う額を決めたり、毎日行っていたパチンコを4日に一回にしたりという事をし始めた。

だからこそ適度に遊ぶという事を実践できるようになった。

今では、全くお店に行く事が無くなったほどだ。

たまに打ちたくなる時もあるが、その際には昔の台をゲームで打ったり、スロゲーセンに行ったり、時間を決めて打ったりという事に変化した。

その結果お金が貯まるようになった。

今ではパチンコに使っていたお金を他の好きな事に使えるのはかなり有意義な事だと思う。

だからこそ、パチンコ・パチスロは適度に遊ぶものだと言われるのだ。